毛ガニの楽しい食べ方の話

北海道は日高地方のとある馬産地に住んでいますが、雪が少なく寒さもほどほどと言われています。それでも2月の雨降りは初体験。厳冬期、この暖かさは異常ですね〜なんて言っていたのも束の間。ドカ雪の処理に疲れ果て、一向に上がらない気温…やっぱり2月です。馬の足元も心配ですね。

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そんな冬の日高地方ですが、雪かきする 仕事する 買ったばかりジャケットを馬にかじられる 鮭トバをむしって食べる テニスしに行く 飼い猫を愛でる これ以外に何かないのでしょうか? 『おっ、これ行かなきゃ!』と思える楽しいことはないのでしょうか?

無いなら無いでいいのです。なかったら、自分好みの『楽しいこと』を創り出せばいいだけの話ですのでね…

その一つがコレですコレ。

【毛ガニを1尾まるっと剥いて一気に食べる】

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手のかかる事は先に済ませると楽ですよね。一々剥きながら食べるのも面倒です。

毛ガニって美味しいですよね。身をかに味噌につけて食べたら美味しいかも…と気付いた時には既に甲羅の中身がカラで後悔したことありますよね?

そんな時はこうしましょう

『人の為に剥いている体で、1尾まるっと剥いてみる』

つまみ食いがなくなり、丁寧に剥くようになります。あと1g…あと1g!とより多くの身を取り出そうとします。

すると、こうなります。

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一心不乱に剥いた結果…淡く差す紅色、かぐわしいかほり。『今すぐ食べて下さい!』と言わんばかりのプリプリの蟹のムキ身が皿に積まれています。かに味噌も残っています。

すごく感動的な瞬間ですね!

頑張って剥いたご褒美。なかなかお目にかかれない毛ガニ。口いっぱいに頬張って心ゆくまで堪能しましょう。

この方法、フルーツでよくやります。グレープフルーツを房ごとに剥いて砂糖をかけて食べるのがオススメです。

北海道のお盆といえばぶどうの季節。デラウェアという品種のぶどうでよくやります。3房を1粒ずつ剥いて、グラスにどんどん溜めて、一気に飲みます。美味しいです。デラウェアは特にオススメです。

好きなものを皿にたくさん盛るのは至福の時。

好きなものを大鍋で作ってみんなで囲むのも、賑やかで楽しいですね。

バケツプリンや仙台の芋煮などなど…

小さい町の割りには、鍋やバケツがやや大きめの話はまたこんど。

ではまったねー。